· 

野党共闘に対する考察~衆議院選挙を振り返って~

今更だが選挙(野党共闘)に関する考察をしてみたい…
1枠を争うような選挙の場合、野党側で候補者が乱立して足を引っ張り合うことがある。
だが、候補者を専任する為の選挙前の事前選挙が出来れば解決するのではないのだろうか?

三つ巴状態で誰が当選するのか?
本当に全く見えない状況であれば、候補者乱立も理解もできるのだが、政党支援者と候補者に納得して貰うための【事前選挙】のようなもモノがあれば、野党同士でも反目し合うこと無く、協力が出来たのではないだろうか?と私は考える。

前回の衆議院選挙を振り返り、本気で政権交代を考えるのであれば…

とういう前提の話にはなってしまうのだが、例えば、最初は主力候補者の乱立で上手く調整が出来ずにいた話題の東京8区(杉並区)。

 

立憲の吉田はる美氏、れいわの山本太郎氏、共産の上保まさたけ氏などが乱立予定だった主力候補者が辞退して【応援に回ったからこそ】ギリギリ共闘が成立した成功例ではないだろうか?
もし、これが応援に回らず、完全に反目したままの状態であれば、自民党の石原氏が勝利していた可能性も否めないと私は考える。

要は政党支援者と候補者の双方が、どれだけ【納得】が出来たか?
この納得度合いで、共闘が上手くいくのか?が、分かれるので仮に【事前に候補者を一本化する為の野党内選挙】が公平に行われていたら、仮に渋々であったとしても、恐らく、野党共闘が成立し、政権交代も実現していたのではないか?と私は考える。

 

今後、野党共闘が実現をするのか?

このまま乱立選挙状態でいくのか?

各政党の代表次第ではあるが、こういった調整力が今後の政局を左右するのではないだろうか?