国民の所得(賃上げ)をする為にも、国会議員自らが賃上げを行っていく必要がある。などと屁理屈のような理由付けをしているが、そもそも論として、何故?国民の賃上げが求められているのか?という考えが欠如されている。
【賃上げの必要性】
国民側の必要性:現在や将来に対する生活や収入不安の改善
理由となる根拠を紐解くと物価高騰の対策、生活困窮者への改善、少子化課題への改善(低所得者の減少や将来的な収入不安)など、様々なモノがあるが、要は生活や収入に対する生活苦などの改善が目的である。
地方議員は自治体によってピンキリだが、国会議員の報酬は年収2,000万円超える報酬となっており、少なくとも生活苦には該当しない。
もし、少子高齢化や賃上げなどの課題を改善した上で、その成果として国会議員の賃上げを求めるのであれば、国民も納得するかも知れないが、成果が出るか?も疑わしい賃上げの為に、結果を出す前から賃上げを求めるのは本末転倒である!