当たり前のことではありますが、信用できる人間というのは裏切らない人間です。
そして、裏切らない人間というのは自分の味方をしてくれる存在であると勘違いしている方も多く存在しますが、本当に裏切らない人(信頼できる人)というのは味方をしてくれる人ではなく、嘘を付かない人だったりします。
それは、何故かというと…
味方というのは周囲の環境によって変わりますが、嘘を付かない人というのは人間性が現れるモノだからです。
例えば、借りていた〇〇を壊してしまった。傷付けてしまった。浮気や使い込み、借金。
比較的、小さなモノだと遅刻やドタキャンなんてケースもあるかも知れません。
こういったことで嘘をつくというのは自己保身による内容なので、相手と自分の関係が気不味くなるほど、嘘をつれてしまうということになります。
但し、嘘にも信用できる例外的なケースも一つだけ存在します。
それは自己保身ではなく他者を想いやる(護る)ことを目的とする嘘です。
基本的に嘘の中でも自己保身のためだけに嘘をついている場合には、その人を深くは信用せずに要注意人物として捉え、他者を想いやる(護る)嘘だけは例外と覚えておきましょう。
また、嘘をつく人とつかない人に【都合がの悪いことが発生した際の選択コマンド】は下記のような選択肢を思い浮かぶ傾向にあります。
【保身の為の嘘をつく人の場合】
①諦めて認める。(観念する)
②誤魔化す。(話題を逸らす)
③嘘をつく。(その場を取り繕う)
④逃げる。(現実逃避)
⑤怒る。(逆ギレ)
⑥その他 ※場馴れしてる内容の場合には解決方法や代替案を考えることもあります。
但し、①は②~④が不可能であると悟った場合の選択肢となるケースが多い傾向にあります。
【保身の為の嘘をつかない人の場合】
①解決方法や代替案を考える
②正直に言う(素直に謝る)
③諦める(関係修復を諦めて開き直るパターンもある)
④その他 ※稀に気付いていないだけの(自覚なし)パターンもある。
人や物お金の貸し借り、自宅に招き入れる程のプライベートなど、踏み込んだ関係になる場合には、不誠実な人と誠実な人を見極める際のポイントとして理解しておきましょう。
また、中には子育て中の方も、子どもが嘘をついた。又は嘘をついてしまう傾向があるというケースもあるかと思われます。
特に子どもの場合に多いのは悪気がある訳ではなく、防衛本能から嘘をついてしまうケースが殆どです。
嘘は悪いことであるとちゃんと理解していないケースもあるので、ちゃんと目を見て説明をしたり、嘘を繰り返す場合には、その理由を示しつつ、年齢に合わせた緩急でより叱ってあげることも時には重要だったりします。
自身に余裕がないとギアをトップに入れたまま叱ってしまったり、年齢にあった叱り方を超えてしまったということがないように、不安な方は一呼吸を意識して叱るようにしましょう。
その他、大人の方でも悪気がなく(悪意のある方は別)反射的に無自覚で嘘をついてしまうというケースも存在します。
特に複雑な家庭環境で育ったというケースでは上記のような防衛本能から咄嗟に嘘をついてしまうというパターンも稀に確認されます。
中には、ちゃんと意味を示して叱られた経験や教わる機会に恵まれず、そのまま大人になってしまったというだけの方もいますので、まずは意味を説きながら、教えてあげることで改善するケースもあります。
このように段階を踏むことで信用できるようになるパターンもありますので、まずは一度は試してみて頂けると幸いです。